フリーター必見!ロングバイト面接でよく聞かれる質問と対処法
アルバイトは自分のライフスタイルに合わせて仕事ができる働き方です。
一日3〜4時間程度働く短時間の勤務をする人もいれば、正社員並みに8時間しっかり働くことを希望する人もいます。
とくにフリーターの人なら、できれば毎月、安定した収入が得られる長時間のアルバイト(ロングバイト)を希望するケースは多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ロングバイトの面接の際、よく聞かれる質問とその対処法を見ていきたいと思います。
長期、長時間のアルバイト面接でよく聞かれる質問について
『以前はどのようなお勤めをされていましたか?』
長時間勤務が務まるかの目安として、以前はどのような仕事をどれくらいしていたのか尋ねられる場合があります。
応募する職種と同じような仕事やアルバイトの経験があれば、採用側としても安心ですし、別の業種であっても、長時間勤務で長く働いた経験があれば、十分なアピールポイントとなります。
また、24時間営業のコンビニやファミリーレストランの深夜勤務や早朝勤務、工場や警備に多い、夜勤・中番・早番など交代勤務のあるアルバイトは、身体が慣れないうちは睡眠時間の調整に苦労することも。昼夜逆転の生活に慣れず、早々に辞めてしまいがちなお仕事です。
それだけに、過去に夜勤や深夜帯、交代勤務で働いたことがある経験があれば大きなアドバンテージです。面接の際過去の勤務内容を聞かれたら、積極的に伝えておきましょう。
『希望のシフトはありますか』『残業や休日出勤は可能ですか?』
勤務できる曜日や時間の確認は、どんなアルバイトでも面接で定番の質問です。
通常のアルバイトとは異なり、ロングバイトの大きな特徴はその勤務時間。勤務時間が長いだけに拘束されてしまうのも事実です。
わかりきったことを?と思う人もいるかもしれませんがここは大事な点。後で勤務時間に食い違いが生じると、仕事の流れに影響が出てしまいます。
例えば、現場に入ってから「やっぱり長時間の勤務ができない」となると、フルタイムで仕事が消化できると見込んでいたのが、人手が足りなくなってお客さんが捌けないなど、業務の滞りにつながる場合があるのです。
あらかじめ、面接の前に求人の内容を確認し、希望のシフトや仕事に入ることができる曜日・時間を答えられるように準備しておきましょう。
職場によっては、さらに残業や休日出勤の対応について聞かれることもあります。
もちろん勤務時間や出勤日に融通が利けば利くほど、採用側としては嬉しいものですが、面接で快諾したものの、実際に働きだしてから断るケースが重なれば、余計なトラブルにも繋がりかねません。
もし、残業や休日出勤について聞かれても「平日は〇時までなら残業が可能です」「土日は月1回程度までなら出勤ができます」と具体的に答えられるように、どの位までなら無理なく働けるか、事前に検討しておくことも大切です。
『このアルバイトを希望した理由は?』
短時間のアルバイトに比べ、正社員や契約社員に近い勤務時間を働くことになるロングバイトは、大きな戦力としての期待がかかります。
それだけに、志望動機については通常の面接より入念に聞かれることも。収入や条件の面だけではなく、できればどれ位仕事に対してやる気があるかアピールしておきたいものです。
面接の前には、求人広告を見るだけではなく会社の業務内容や自分の仕事内容もチェックして、自分のスキルや経験を活かせる、応募先の会社の仕事に興味がある、仕事を通じて学びたいスキルがあるなど、より具体的な志望動機を話せるように準備しておきましょう。
長時間のお仕事は、確実に職務経験も身に付きます。単に収入を得たいという理由からだけでなく、仕事に大きなやり甲斐を見出せば、その道のプロフェッショナルにもなれる働き方です。
実際、職場から働きを認められて責任ある業務を任せられて正社員になった、というケースや、培った経験を生かしてより良い条件で仕事に就くことができた、というケースもあります。
アルバイトに採用された後、職場で活躍する自分の姿をイメージしながら面接に挑み、しっかり採用を勝ち取りましょう!