知らないと損をする!アルバイト面接で気をつけたい5つの基本マナー
アルバイトやパートに応募したら、必ず通る「面接」という関門。
とくに初めての社会人経験となる学生にとっては、不安や疑問もつきません。
アルバイトの面接では、仕事に取り組む前向きな姿勢とともに、あなたの社会人としての常識が問われます。これまでにアルバイトの面接で落とされた経験のある方は、もしかしたら、面接官が合否を判断する上で大切にしている基本的なマナーを見落としていたのかもしれません。
そこで今回は、アルバイトの面接で知らないと損をする、5つの基本マナーについてご紹介します。
アルバイト面接で気をつけたい基本マナー5選
1.第一印象は電話から!覚えておきたい求人応募のマナー
アルバイトの求人を見て電話をするときは、携帯電話の電波状態が悪いと、会話が聞き取りづらくなり、大切な連絡事項を何度も聞き返すことになりかねません。できるだけ家電を使うか、周囲が静かで電波状態の良い場所から連絡しましょう。
面接の日時や場所をすぐにメモできるように、手元には筆記用具を準備します。
電話では、まず求人に応募したいという用件と、自分の名前を簡潔に伝えます。
また、電話に出た方が採用担当者とは限らないので、取り次ぎをお願いします。
【例】:「人材ニュースの募集広告を見てお電話いたしました、◯◯と申します。採用ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか。」
求人広告に電話の受付時間が書かれていたら、必ず時間内に連絡するよう心がけましょう。外食系のアルバイトに応募するなら、お店が一番混雑するランチタイムやディナータイムはできるだけ避け電話することも覚えておきたいマナーです。
2. 提出する書類は大切に、丁寧に取り扱いましょう
アルバイトの面接では油断しがちなポイントですが、最低限のマナーが守られていない履歴書や、乱雑に取り扱われた書類を提出することは失礼に当たります。
履歴書や職務経歴書に折り目や汚れがつかないように、クリアファイルや封筒も準備しておきましょう。
アルバイトの面接で使用する履歴書の多くは、一般的に市販されているB5サイズですが、封筒やクリアファイルのサイズは、面接当日に渡された書類を持ち帰ることも考慮して、ビジネス文書の基本となるA4判が折らずに入る「角2号」か「角型A4」が重宝します。
また、キャラクターのイラスト入りのクリアファイルや他社のロゴが入った封筒より、透明、半透明のクリアファイルや、無地で清潔感のある封筒を選びましょう。
履歴書に添付する写真を、自撮りの写メやプリクラのシールで代用するのはもちろんNG!
多少のお金はかかっても、必ず履歴書に使える証明写真を撮影してください。
3.服装や身だしなみは、清潔感を第一に!
服装や身だしなみは、あなたを映す鏡です。とくに接客のお仕事では、清潔感のある第一印象はとても重視されます。
コールセンターや運送業など一般的な企業の求人なら、アルバイトの面接でもスーツを準備できれば好印象。職場の雰囲気にあった服装を選びましょう。
高校生の場合は、アルバイトの面接に私服で訪れても、制服で訪れてもマナー違反ではありません。
制服や革靴の汚れはきれいに落として、なるべく校則に沿った清潔な着こなしで面接に臨みましょう。
4.遅刻は厳禁!やむを得ず遅れるときは、なるべく早めに連絡を
当日は、5分~10分前を目安に到着できるよう、余裕を持って行動しましょう。
オフィスやお店に到着したら、受付などで挨拶をしてから、訪問の用件を伝えます。
【例】:「本日◯時からアルバイトの面接に参りました、○○と申します。採用ご担当の××様はいらっしゃいますか?」
レジ、販売などを担当する接客業では、お客さんの少ない時間に合わせて面接の段取りを設定しています。
早めに到着しすぎたときは、お店の中をうろつかず、身だしなみをチェックする、念のためトイレに行っておくなど準備を整えながら、お店の外で約束の時間まで待ちましょう。
遅刻や無断欠席は、アルバイトの面接でも最大のマナー違反です。
万が一、急な体調不良や交通機関の遅れがあっても連絡が取れるように、当日は面接先の電話番号を必ず持参しましょう。
面接に遅れる、あるいは行けないとわかった時点で、なるべく早めに連絡を入れて指示を仰ぐことが大切です。
5.面接の後も気を抜かず、最後までしっかりマナーを意識しましょう
面接が終了したら、面接担当者に「ありがとうございました」とお礼を言って一礼し、「失礼します」と言って静かに退室します。
そして、面接担当者だけではなく、他の社員さんやアルバイトの先輩も、これから一緒に働くことになるあなたの態度をしっかりチェックしていることは、決して忘れてはいけません。
面接が終わってすぐに電話でおしゃべりしたり、オフィスやお店の近くで喫煙するような不必要な行動は避け、最後まで社会人としてのマナーを守ることが大切です。